京都で 最中種(最中皮、もなか)、麩焼き種(ふやき)、スリ種(薄種、舞づる)、しるこ種、おぼろ種、鬼おぼろ種 等、もち米から造る「種物」専門総合メーカー

ごあいさつ


 当社は明治25年、初代 茂七が京都で創業以来約百二十年に渡り、種物全般を製造して参りました。 戦争中には最中の焼型の大半が接収されるなど、存亡の危機もございましたが、これまで事業を継続して参れたのは、 お客様に鍛え抜かれたのはもちろん、当社の、技術力、品質が買われてのことと自負しております。 和菓子の本場京都で種物全般を製造しておりますのは当社のみとなり、京都の種を伝承する役目も果たしていかなければならないと思っております。
 また、昨今の消費者意識の高まりを受け、衛生面、品質面の向上を目指し、当社工場を立て替え改修致しました。最新の衛生設備を整え、お客様のご要望にさらにお応えできるようになったと思います。
 品質面で一切妥協なく、そのまま赤飯に使用できるほどの原料米を日々自家製粉し、職人の技術を駆使し焼き上げた「本物の種」をお届けしております。

会社概要


会社名有限会社 種茂商店
代表取締役山中雅裕
資本金3,000,000円
創業明治25年
従業員20名
事業内容菓子種製造
取扱品目最中種、麩焼種、すり種、おぼろ種、
鬼おぼろ種、しるこ種、色紙種 他
住所606-8356
京都市左京区二条通川端東入石原町281-3

会社沿革

明治25年初代 山中茂七 京都 新車屋町で創業
大正 2年2代目 岩次郎 事業継承
昭和 4年3代目 茂一 事業継承
昭和18年新洞小学校拡張により同町内に移転、戦争により事業中断
昭和21年事業再開
昭和31年有限会社種茂商店設立
昭和32年現在地に新工場設立、本社移転
平成 3年敷地内に新工場設立
平成 4年創業100周年
平成 6年4代目 茂生 事業継承
平成21年旧工場建替
平成21年種栄商店の事業引継ぎ
平成24年創業120周年
平成30年種庄菓子種製造有限会社の事業引継ぎ
令和2年5代目 雅裕 事業継承
令和3年浅田昌実屋の事業引継ぎ

当社設備

全自動胴搗製粉機

全自動胴搗製粉機

日々 胴搗(きねつき)製粉機で製粉しております。胴搗製粉は、余分な熱が発生しにくく、出来上がった「もち粉」には、米の香り、風味がそのまま残っております。 市販のもち粉の様に余分な乾燥を行わないため、最中、麩焼等を焼き上げた時の香り、風味がが違います。 また、当社製粉機は、粉、米が直接接触する所をステンレスに変更した特注仕様で、衛生面でもご安心頂けます。

衛生設備

エアーシャワー

衛生面でもご安心ください。当社工場は、最新の衛生設備も整っております。 エアーシャワーの設置、外気取り込み口には80メッシュの金網を設置(一般的な網戸は18メッシュ)、 工場内天井、壁面は帯電防止加工を施し、微細な埃、繊維等が付着しにくい構造にする等、虫、毛髪類はもちろん、目に見えない埃にも注意しております。